もぐらー競馬地下室

一口馬主募集馬の考察と、次は走ってくれそうな馬を紹介するブログ

ピッツネイルの2018(父スピルバーグ)

f:id:moguraa:20191027194152j:plain

 

募集NO.20

牝 2018.2.18生 美・松山将樹厩舎予定

父 スピルバーグ

母 ピッツネイル(母父 クロフネ

 

父のスピルバーグ天皇賞(秋)ジェンティルドンナを破り制しました。トーセンラーの全弟にあたりますがタイプは少し異なり、馬体に幅があって500キロ以上あるにもかかわらずバランスがよく、直線ではしぶとく脚を伸ばしてきました。ただスピルバーグ自体の母系の血統の良さと、ディープインパクトとの配合に助けられた感があり、種牡馬としてはコンスタントに良い馬を出すというより、雄大でバランスの整った馬体に恵まれた仔が活躍できるような印象があります。現に種付け頭数は年々減少傾向にあり種牡馬としては正念場を迎えているような気がします。

 

母のピッツネイルはクロフネ産駒で500キロを超える馬体をしていましたが、筋力が少し足りなかったのか、なかなか良い結果は得られませんでしたが、粘り強いところが障害レースで1つ勝つことができたと思います。本馬は母の初仔で両親とも500キロを超える大型馬でしたが、初仔らしくそこまで大きくはないようですが、両親の特長でもある粘り強さが発揮できれば直線ではしぶとく伸びてくる印象があります。馬体的には背が少し長めで現状では緩く映っていますが、両親とも成長は遅めですので、これから成長するにつれ、緩さは解消していくのではないでしょうか。適正は芝かダートか微妙なところですが粘り強さを信条としそうですので、活躍するのであればダートの比較的長いところでしぶとく脚を伸ばしてきそうです。